2019年11月18日月曜日

ポートスキャン概況(2019年11月18日)

本日の概況です。午前11時台にカナダIPから23/tcpの大量着信を観測しました。



この着信は、発信元、宛先ともに単一のIPで、ポートスキャンというよりはDoSに近いものでした。



139/tcp,445/tcpのWindosポート宛てでは、インドネシアとベトナムで未明と午前に活発化が見られました。445/tcpは全般的に活発な状況が続いています。



1433/tcpの活動は引き続き中国を中心に広い地域で観測されています。少ないながら日本発も観測されています。また、9001/tcpで昨日深夜から今朝にかけて活発化が見られました。発信元はブラジル、中国、タイ、フィリピン、インドなど南米とアジアが中心です。



60001/tcpでは、米国発の活動が午後に活発化しました。



国別集計でインド、インドネシア、ブラジルなどを追加しました。インドでは、23/tcpに加え、445/tcpの活動が活発化しています。また、1433/tcpの活動も散発的に発生しています。



インドネシアでも、445/tcpと139/tcpが活発化しています。ここ数日、アジア各地で見られている活発化と同じような傾向です。



ブラジルの発の活動は特徴的です。23/tcpに加え、26/tcp, 9000/tcp, 9001/tcpといったポートでの活動が活発で、IoTボット関連の活動レベルが高いと考えられます。昨夜から本日午前中にかけてピークがあり、夜にかけてまた活発化し始めていますが、日本から見て昼夜真逆の時間帯なので、昼間の活発化とみることもできます。



国別に見ると、それぞれ異なる特徴があります。


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