最近、スマート家電と呼ばれる製品が増加しています。これらはインターネットに接続され、メーカーのサイトを通じて、様々なサービスを受けることができます。当然ながら、このようなネットワーク機能を持った製品には、ネットワーク経由で攻撃されるというリスクが伴います。家庭内のネットワークは、通常、ホームルータなどのファイアウォール機能で外部から直接のアクセスは遮断されているのですが、たとえばPCに感染したコンピュータウイルスが家電製品を探索する、といったことも十分に考えられます。最新のPCに搭載されたOSには、既にこうした家電製品の探索機能が組み込まれているからです。
昨今、IoT(Internet of Things :モノのインターネット)という言葉がはやり始めました。例に漏れずバズワード化しそうな感じですが、ユーザが意識しないところで、周囲にある「モノ」がネットでつながり始めるという状況が拡大しつつあるのも事実です。
こうした機器のセキュリティ問題は昨今、様々なところで指摘され、対応の取り組みも始まっていますが、IoTの拡大の速さを考えると、我々は、もっともっと危機感を持って対応にあたる必要があるかもしれません。
先日、NPO日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)のHPに以下のような寄稿をさせていただきました。
スマート家電への攻撃に備えよ
重複する内容はここに書きませんが、是非、お読みいただき、ご意見などいただければと存じます。
0 件のコメント:
コメントを投稿